2005年05月26日

上り框

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1階の床の仕上げは、今回も杉の厚板ですが、玄関の上がり框はすこし固めの材料を使いました。天竜にちょうどよい大きさのセンの材料があるということで、それを送ってもらっていました。玄関に斜めに取り付く上り框を調整しながら原田棟梁が取り付けています。
[2005.05.26]
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貫伏せ・中塗り

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貫伏せは貫の部分の補強にワラやメッシュを使って伏せこみますが、ここではメッシュを砂漆喰を用いて伏せこんでいます。使う材料は左官屋さんによって少しつつ違うものです。
また、ここではチリ仕舞いにもメッシュを柱際に留めつけて伏せこんでいます。ちょうどノレンを打つのと同様の効果を狙っています。

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外壁は中塗りも完了しました。乾くのを待って仕上げの漆喰塗りとなっていきます。土の色だけですと、木とのコントラストが弱いためにメリハリが利きませんが、漆喰で壁が仕上がってくると、木がと良いバランスになりますね。楽しみです。
[2005.05.26]
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2005年05月13日

引き込み建具の割付

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建具の打ち合わせで、現場にいきました。
三枚の襖を引き込むところでの割付。太い大黒柱と恵比寿柱(こういうふうに呼んでいいのか?)に挟まれるため、そのうち内法寸法の割付はすんなりきれいな位置でというわけにはいかないところが悩ましい。建具屋さんと棟梁とで方立柱の納まる位置を確認中。

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連休を挟んで、壁のほうもいい具合に乾いてきました。むら直し、中塗りと進んでいます。

[2005.05.13]
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2005年04月26日

造作材の搬入

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ワークショップのにぎやかさは去って、現場はいつもの状態にもどっています。荒壁も裏返しとも塗り終わっています。乾燥状態の良い部分はむら直しを行っています。

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下小屋には造作材が搬入されましたので材料を確認しました。構造材と同様に天竜にお願いしました。テーブル用に厚さ9cm、長さ4m以上のスギの盤も一緒に送ってもらいました。長さは半分にして、2枚をはぎ合わせてテーブル板とし、脚は通し柱の切り落としがありますので、それを活用しようと考えています。

[2005.04.26]
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2005年04月23日

土壁塗りワークショップ開催(その2)

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 午後の部では、一般の皆さんに土壁塗りを体験していただく予定を組んでいましたが、午前から居残りで学生さん多数が棟梁に質問攻めなど、木組みの家にもだいぶ興味を持ったようです。(課題が出いていたこともあったのでしょうが・・・。)
 前回の構造見学会にも参加いただいた方、朝夕現場の前を通りながらのぞいていらした方などご近所の皆さんの参加が多かったようです。深谷や川越など遠方からの参加もあり、木組みや土壁などへの関心の高さがうかがわれました。

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 土壁がどういった手順で塗り重ねられていくのかなどを壁の実物模型を使って、高橋親方に説明いただきました。

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 プロの塗り方指導のあとに皆さんに壁を塗っていただきました。

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 午後の部では建て主さんももちろん参加いただき、ご自分の家へわずかでも手を掛けていただけ、楽しく過していただけてよかったと思いました。ちょうど竣工のころに、いま泥んこになっているお子さんもお兄ちゃんになるののですが、土の感触を記憶に残してもらえたらさらにうれしいことです。最初は、土をいやがっていたのですが、一度面白さがわかったら夢中でした。お父さん、お母さん公認での泥んこ遊びでしたからね。

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 表面の凹凸への手直しは、親方たちにお任せするしかないのですが、同じ材料と道具を使ってもなかなか同じにようには塗れないということを経験できた一日となりました。
皆さん、お疲れ様でした。

[2005.04.23 PM]
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土壁塗りワークショップ開催(その1)

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 春の日差しが気持ちの良い好天に恵まれ、土壁塗りには絶好の日和となりました。ワークショップには多くの方に参加いただき、ほとんどの方には初めての体験となったことでしょう。午前と午後に2回に分けておこないました。

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 午前の部では、設計の専門家や大学生に多数参加してもらいましたので、親方の高橋さんからは木舞竹の種類や使い方、荒木田土の話など技術的な内容の話をしていただきました。
 荒木田土という壁土の名称が、荒川区三河島付近に昔荒木田町というところがあって、そこで採取された土が壁土として用いられていたところから、現在でも東京方面で荒壁の土を荒木田土というようになったという話をうかがい。地名からの名称であったというのは正直なところ初耳で、おもわず「へ〜へ〜へ〜」。親方も昔参考にした技術書を読み返してまとめてみたんだと教えてくれました。

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木舞竹の説明とどうやって真竹を割るのかを実際に見せていただきました。割り竹の工具で簡単に五つ割になりました。

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木舞を掻くの要領を見せてもらい、チャレンジ。
タテヨコに枠に差した間渡しの女竹(篠竹)に割竹を5〜6ミリの藁縄で取り付けていきます。

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室内に移動して、木の架構を見ながら、ちょうど東京に出張してこられた、この家の材木を揃えていただいた丸八製材の山口さんに、木についての話をしてもらいました。参加の皆さんには、次は木を伐る体験をしてもらうとよろしいでしょうね。

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プロにどうやって塗るのかを見せていただいてから、それぞれにまだ土の付いていない竹木舞に向かって、いざ壁塗り。
 実際にコテ板に壁土を乗せ金コテで竹木舞に塗りつけてもらいましたが、思ったより続けて作業するとしんどいということが体で理解できたのではないでしょうか。壁土も思ったように小舞の上で伸びてくれずに手間取りながらも、ワークショップを楽しんでもらえたのではないでしょうか。

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 参加者の皆さんのほとんどが初めてでしたから、柱の際や貫にはいつも以上にべっとりと土がついたままの状態です。このままでは次の段取りには支障がでますから、刷毛で土を洗い落として荒壁付けの作業は完了です。高橋さんたちには、あとの面倒をみていただいて感謝、感謝です。
[2005.04.23 AM]
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2005年04月11日

竹で小舞を掻く

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今朝のM6を超える地震には驚きましたね。現場でも被害はなくひと安心。
現場は、先週から小舞掻きの工程に入っています。タテにヨコに割り竹を間渡し竹に、ここでは藁縄でくくりつけていきます。

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屋根の矢切(三角になるところ)部分は扇の骨のようにくくっています。竹の長さも少しづつ異なり、他の部分と比べて作業性が悪く、時間が必要な部分です。
土壁の下地としてしっかりと掻かれていきます。

[2005.04.11]
posted by 太郎丸 at 22:01| 五香の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月01日

いぶしの瓦

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いぶし瓦というのは、日差しの具合で、灰色にも見えるし、銀色にも、黒にも白っぽくも見え、なんとも色を表現しにくいものです。だからいぶし瓦色なのかもしれません。
瓦も葺き終わり雨による工程への影響は少なくなりました。

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瓦は釘や銅線で固定しますが、2本の銅線をクルクルっとうまく巻き上げて棟の伏せ間瓦を留めていますね。
[2005.04.01]
posted by 太郎丸 at 13:44| 五香の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月19日

瓦を葺く

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屋根は和瓦葺き。いぶしの鈍い銀色が木造の屋根には合うように思っていますが、日本の風景の中ではよく見かける一般的な屋根葺き材料でしょう。瓦は重ねながら葺いていきますが、その重なり部分には隙間がけっこうあって通気が取れるところが日本の風土には合います。夏の屋根面の廃熱には効果的でしょう。

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トップライト廻りの納まりを、棟梁と屋根屋さん、板金屋さんを交えて打ち合わせ。熨斗瓦を棟に置きながら、棟回りでの高さをどのように設定するのかの調整をしました。

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屋根屋さんの金槌の先端は尖っていて、瓦に通す番線の穴あけなどに使います。
posted by 太郎丸 at 11:33| 五香の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月12日

構造見学会は無事に終了しました

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※配布資料(pdfファイル-約1Mb)のダウンロード

ご近所の皆さんの参加が多かったようした。建て方のときから前の道を散歩コースにされていたご夫婦は気にかけていらしたようです。建て方の掛矢の音は相当に響きましたからね。設計の専門家が狭山や小諸など遠方より参加いただきました。お疲れ様でした。
最近では見ることのほとんどない木組みの家に、参加いただいた皆さんにはたいへん興味を持っていただけたようです。木を生かし技を活かした木の家を知っていただける機会になれば幸いです。

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棟梁の説明
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建て主さんのお話
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宮越の解説

棟梁に説明いただき、建て主さんにもここに至るまでの経緯などお話いただくことができました。
これから土壁の工事に入っていきますが、小舞掻きや荒壁付けなど、見ていただける機会を作れるとよいと思っています。
posted by 太郎丸 at 23:13| Comment(0) | 五香の木の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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